About

スリンダ錠とは

「年齢や体質で、ピルをあきらめていた」――そんな方に向けた新しい避妊薬です。

スリンダ錠は黄体ホルモンのみを含み、これまで低用量ピルを使いにくかった方にも選んでいただけます。

スリンダ錠は、2025年6月に発売された、黄体ホルモン(ドロスピレノン)のみを含む避妊薬です(POP=黄体ホルモン単剤ピル)。卵胞ホルモンを含まないため、従来のピルで心配されていた副作用の軽減が期待できます。

従来の低用量ピル(OC)との違い

一般的な低用量ピルは卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類を含みますが、スリンダ錠は黄体ホルモンのみを含みます。このため血栓症のリスクが少なく、これまでピルを使いにくかった方にも使いやすいお薬です。

こんな方におすすめ

これまで低用量ピルを使いにくかった、次のような方にも選択肢となります。

たばこを吸う方

40歳代以上の方

前兆のある片頭痛がある方

BMIが30以上の方

高血圧症・心臓弁膜症のある方

ご家族に血栓症の方がいる方

適応については、診察でお一人おひとりの状態を確認して判断します。

避妊効果について

排卵を抑える働き、精子の侵入を防ぐ働き、子宮内膜を変化させる働きが組み合わさって避妊効果を発揮します。飲み忘れがなければ、従来の低用量ピルとほぼ同様の約99.8%(正しく服用した場合の目安)が期待できます。

PMSへの期待

ドロスピレノンには、月経前の不調(PMS)の改善も期待できます。

飲み方

月経が始まった初日から飲みはじめます。28錠(実薬24日分+プラセボ4日分)を、毎日できるだけ同じ時刻に服用します。出血の有無にかかわらず、毎日続けてください。

デメリット・副作用について

  • もっとも多いのは不正出血で、特に飲みはじめの時期に起こりやすく、続けても約3割の方にみられることがあります。
  • そのほか、頭痛・吐き気・乳房の張り・気分の変化などがあらわれることがあります。

Fee

費用

スリンダ錠は保険適応外のため、自費診療となります。
金額についてはクリニックにお問い合わせください。

FAQ

よくあるご質問

低用量ピルとどちらがよいですか?

体質・年齢・持病によって向き不向きがあります。診察でご一緒に選びましょう。

授乳中でも使えますか?

黄体ホルモン単剤のため選択肢になり得ます。診察でご相談ください。

不正出血はずっと続きますか?

多くは続けるうちに落ち着きますが、気になる場合はご相談ください。

記載の避妊率・効果は、いずれも正しく使用した場合の目安です。効果には個人差があり、妊娠を完全に防ぐものではありません。

お気軽にご相談ください

これまでピルをあきらめていた方も、まずは診察でご相談ください。