ＨＰＶワクチン定期接種の積極的勧奨と、キャッチアップ接種が開始されます。

令和3年１1月26日に厚労省からHPVワクチン定期接種の積極的勧奨再開が通達されました。

HPVワクチンは子宮頸がん予防として世界的スタンダードですが、日本では平成25年に定期接種化されたものの、わずか2か月で積極的勧奨が中止され、8年の間、日本の子宮頸がん対策は足踏みしておりました。
しかし、積極的勧奨再開の通達を受けて杉並区でも12月24日25日に対象者に向けて通知葉書が送られ、区民の方々にもワクチンについての関心が高まっております。

また、12月28日には、国はこの8年の間に接種の機会を逃してしまった平成９年度生まれから平成 17 年度生まれまでの女子をキャッチアップ接種の対象とする決定をし、本年4月1日より開始するそうです。
キャッチアップ接種の期間は令和４年４月から令和７年３月までの３年間です。

当院では、定期接種のガーダシルはもちろんのこと、シルガード9（HPV9価ワクチン）接種を随時受け付けております。
ワクチンについて詳しく話を聞きたいという方も歓迎です。どうぞお電話ください。