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思春期外来

思春期外来って?

中野区 思春期外来 体の成長過程におこるいろいろな異常に対処します。基本的に、小児から20歳位の方々のあらゆる産婦人科の病気をみます。小児科や内科などの専門医にみてもらったほうが良い方には、専門の施設を紹介します。また、できるだけ思春期の女性に抵抗のある診察を少なくするように配慮します。

中野区 思春期外来 体の成長にともなって卵巣も成長し、規則正しい月経が来るようになります。思春期の月経の異常のほとんどは卵巣をとりまく環境が未熟なためにおこりますので、あまり心配する必要のないことが多いものですが、放置すると将来妊娠しにくくなることがあります。また、ごくまれに重大な病気がかくれていることがあります。

中野区 思春期外来 女性の思春期で最も特徴的なことは月経が始まること(初経)です。そのため思春期外来の患者さんの多くは月経に関する異常を心配されて来院されます。中学3年生になっても初経がこない方、いったん始まった月経が3カ月以上止まってしまった方、しばしば月経が7日から10日以上続く方、月経痛がひどい方、月経の周期がバラバラの方など、ご心配な方は一度相談にいらして下さい。
また、おりものが多い方や陰部に痒みのある方、性感染症が心配な方、妊娠が心配な方など、いろいろな悩みにご協力します。

更年期障害相談

更年期障害とは?
更年期とは、医学的には「卵巣の機能が衰え始め、最終的にその機能が停止する時期」とされています。そのため、「閉経する時期」とか「妊娠可能な期間を終える時期」ともいえます。具体的には、更年期というと、40歳すぎから55歳ぐらいまでをさします。

更年期障害とは、「更年期におこる生理的な変化のためにおこるさまざまな障害」をさします。卵巣そのものの機能が落ち込んでしまうこと、つまりエストロゲンが出なくなることが中心となって引き起こされます。エストロゲンは、女性としての機能を維持するために、とても多くの作用を発揮しています。エストロゲンが不足してくると多くの障害が出現してくるわけです。つまり、"更年期症状"は「エストロゲンが減ってしまうためにおこる自律神経失調症」といえます。

早期に出現する「ほてる」「のぼせる」「冷える」「動悸」「異常な発汗」など、おもに自律神経失調症に関係するもの、何年か遅れて発病する骨粗鬆症、高脂血症(動脈硬化症、高血圧症)、皮膚の萎縮や色素沈着、関節疾患などおもに代謝障害に関係するものがあります。

また、"更年期"から随分たってからおこる更年期障害もあります。「更年期症状」が、閉経に前後してまず現れ、続いて外陰部炎や尿道炎など「泌尿生殖器の障害」が現れます。
そして、更年期症状もやっと落ち着いた約10年後、図らずも「骨粗鬆症」や「高脂血症」が出現してきます。
この二つの病気は、決して突然におこるわけではありません。エストロゲンがなくなる閉経期から、自覚症状のないままに、少しづつ悪化しているのです。
しかし、骨粗鬆症は骨折しないと分かりませんし、高脂血症も高血圧や脳卒中、狭心症などを発病しなければ自覚されません。これらの症状が出る前にその悪化を知るためには、それぞれを目的とした検査を受けなくてはなりません。

更年期症状
血管運動神経系 ほてり・のぼせ・動悸・異常な発汗・冷え
知覚系・運動器系 しびれ・腰痛・肩こり・関節痛
精神神経系 頭痛・めまい・耳鳴・不眠・不安・憂うつ
消化器系 悪心・嘔吐・食欲不振・便秘
外分泌系 口腔や外陰部の乾燥感
泌尿器系・生殖器系 頻尿・排尿時痛・外陰部のかゆみ・不正出血
その他 全身倦怠感・腹痛・むくみ

子宮膣部びらん

子宮膣部びらん(以下、びらん)は、子宮の入り口の赤く見える部分のことで、子宮頚部(子宮の入り口部分)の内側を覆っている子宮頚管粘膜というものが外に向かって広がってきて生じたものです。本来、病的なものではなく女性ホルモンが活発な時期に多く見られる生理的な状態と考えられますが、その程度は生まれつき人によって違い、ほとんどびらんがない人から、子宮入り口全体がびらんの人までいろいろです。
   
   

びらんは子宮ガンではありませんから、検診などでびらんと診断されてもあわてることはありませんが、びらんの部分は円柱上皮という薄い皮膚で覆われているだけなので、炎症や不正出血を起こしやすいといえます。また、この円柱上皮は、もともと粘液を分泌する組織なので、びらん面が広いとそれだけ分泌物が増え、いつもおりものが多い状態になります。おりものが多くて婦人科で検査や膣洗浄などの治療をしてもなかなか良くならない、あるいは良くなってもすぐまた再発する人は、広範囲のびらんが原因かもしれません。

びらんは、膣洗浄や薬では治りません。それらで症状は一時的に良くなりますが、またすぐ再発します。一時的にではなく、きちんと治すには手術が必要になります。手術といっても、何日も入院したり、おなかを切ったりする必要はなく、日帰りでできる手術です。(下平式高周波凝固法→後で詳しくご説明します)

ただし、びらんがあることがそのまま手術を必要とすることにはなりません。上に書いたように、もともと生理的なものですから、それがあることによる不都合さえなければ、あわてて治療する必要はありません。

手術が勧められるのは、びらんがあることによっておりものが多くて悩んでいる方、不正出血がしばしばある方です。細菌感染や性感染症にかかりやすく、びらんの程度が強い場合も同様です。

また、ガン検診で、軽度もしくは中等度の異形成があるといわれた場合も、この手術により異常な部分を取り除くことができます。異形成のごく初期の段階で治療することにより、その後、それらの細胞がガン化するのを防ぐことができると考えられます。

下平式高周波凝固法

びらんの治療法としては、以前は薬物や電気による焼灼法、冷凍凝固法などがおこなわれていましたが、いずれも再発しやすく完全な治療とはいえませんでした。下平式高周波凝固法は、これらの方法と異なり、子宮膣部びらんと子宮頸ガンについて研究した故下平和夫博士(下平レディスクリニック前院長)が子宮頸ガン予防のために考案・完成させた、ほぼ完璧なびらんの治療法です。

10分ほどの手術一回で再発はほとんどありません。おりものは激減し、その効果は一生続きます

 下平式高周波凝固法とは?
電気を用いますが、低周波(電灯の電気)と違い、絶対に感電しません。
   
手術は約10分で終了します。
   
手術は局所麻酔および笑気麻酔でおこないます。痛みはほぼ全く感じません。知らない間に終わっていることがほとんどです。
   
手術は月経直後に行うのが理想です。予約はなるべく、月経終了後5日以内になるようにしてください。
   
術後、当日はまっすぐに帰宅し自宅で安静にしてください。翌日から日常の生活に戻り、家事や出勤が可能ですが、以下のことは医師の許可があるまで約4〜6週間はできませんので、お気をつけください。

セックス、入浴(シャワーは翌日から可能)、激しい運動、自転車・バイク、 水泳、温泉、旅行など。
   
費用は43000円(税込み45150円)です。この中には次のものが含まれます。

手術費、麻酔費、内服薬(鎮痛剤、抗生物質)
膣座薬30日分
酸素吸入、血中酸素濃度モニターその他検査
室料
術前
術後

月経困難について

月経不順について

性感染症(STD)について

現在、性の病気は性病と呼ばれていますが、性病とは性病予防法により規定された細菌が原因の梅毒淋菌感染症軟性下疳鼠径リンパ肉芽腫の4つの病気のことをいいます。しかし、これら、細菌の感染は減少していき、性的接触によるウイルスの感染が増加しはじめました。そのため性行為感染症と呼ばれるようになりました。その後、感染症新法が施行されて性病予防法が廃止されました。このときに、細菌による感染の4つの性病とウイルスによる感染の他の病気をまとめて性感染症と総称されるようになり、STD(Sexually Transmitted Disease)と呼ばれるようになりました。

性感染症の症状と特徴
病気
症状と特徴など
尖圭コンジローマ
・男性の場合は、ペニスの亀頭、冠状溝、包皮内外板、陰嚢、女性の場合は、大小陰唇、腟前庭、会陰、腟、子宮腟部にイボができます。また男女とも、肛門内や肛門のまわり、尿道口にもイボができることもあります。イボの形ですが、「乳頭状」、「カリフラワーのような」または「ニワトリのとさかのような」などと表現されることがあります。巨大化することも、たまにあります。痛みやかゆみといった自覚症状はありませんが、炎症をおこしていたりすると痛みやかゆみをともなう場合もあります。 しかし、治療しても完全にはウイルスを除去できないので、再発することが多く、何度も治療を受けなければいけないことが多い病気です。
・ヒト乳頭腫ウイルス(ヒトパピローマウイルス、HPV)に感染してから、イボが確認できるようになるまでに、3週間から8カ月(平均2.8カ月)かかります。
淋病
・感染後数時間から数日で発症する。咽頭の場合は咽頭炎、性器の場合は、尿道炎(男性のみ)、子宮頚管炎(女性のみ)を起こす。男性の場合は排尿時や勃起時などに激しい痛みを伴うが、女性の場合は自覚症状に乏しい。放置すると菌が奥へ進み、内臓の炎症、不妊症に発展する場合もある。。
クラミジア感染症
・おりものが少し増える程度で、ほとんどが無症状のため気づかないことが多い 。
・尿道炎、子宮頸管炎、新生児肺炎などを起こします。またトラコーマや封入体結膜炎などの眼感染症を起こします。妊婦の場合、まれに流産の原因になったり、出産時の産道感染により新生児が結膜炎や肺炎を起こします。
・進行すると卵管炎や骨盤内感染症を起こして、不妊の原因にもなる。
性器ヘルペス
・性行為などによる接触感染が多くみられますが、母子感染といって出産や乳幼児期の親子間での感染も知られています。
・性器ヘルペスの症状が現れているときに患者さんが使ったタオルや食器などから感染することもあります。
・症状は、初感染と再発の場合で大きく異なります。
通常は、初感染の症状が重く、再発が軽くなります。再発を重ねるごとに軽い症状になるといわれます。
初感染後は、治療を受けていない自然経過の場合ですが、女性では2~4週間、男性では2~3週間、外性器に症状がみられます。
・患部に、ひりひり感、むずがゆさ、灼熱感、痛みなどを感じます。赤いブツブツができ、水ぶくれになり、破れて潰瘍になります。患部に激しい痛みを感じ38度くらいの発熱を伴う場合があります。また、女性の場合は、排尿時に痛みを感じます。
カンジダ膣炎
・カンジダ膣炎はカビの一種である真菌類に属する、カンジダ・アルビカンスの感染によって起こる膣炎です。
カンジダは、膣内だけでなく、口、気管支、肺などにも寄生しているもので、いつでも病原性を持っているわけではありません。
健康体にも寄生していることが多いカンジダですが、いったん病原性を得ると発病して炎症を起こすのです。
発病の動機についてはまだ明らかにされていませんが、カンジダ膣炎は、妊婦に多いこと、分娩後は自然になおってしまうこと、糖尿病とかビタミンB2の欠乏した人、栄養不良の人に多い点から、全身の健康状態の変化が、発病の誘因になっていると考えられています。
・症状は、外陰部の激しいかゆみで、程度の差はあっても、気が狂いそうなほどのかゆみを訴えてくる場合が多いようです。
外陰部は赤くただれて、ひどくなると皮膚が乾燥してカサカサした感じになってくることもあります。
・おりものは、カッテージチーズのような白くてぼろぼろした感じで、ときには、膣の中にいっぱい詰まっているほどで、膣口や、小陰唇、大陰唇にまでついていることもあります。特別な悪臭はありません。
・膣の中でいえば正常人の約10%には検出されるものであると言われています。このカンジダが何らかの原因によって異常に増殖し、おりものがおかしいと自覚され、また外陰部にかゆみを自覚するようになって初めて、カンジダ膣外陰炎という疾患名がつきます。
トリコモナス膣炎
・典型的な症例では、外陰部の掻痒感(かゆみ)・灼熱感と特徴的な帯下(おりもの)の増加である。また膣炎が極端な場合には性交時痛や性交不快を訴えたり、血性帯下がみられる場合もある。また、膀胱炎などの尿路感染症を合併している場合もあり、排尿時痛なども時には見られる。
・主な感染経路は性行為であるが、性行為以外の感染経路として風呂場や手指などによるものも考えられる。少数であるが性行為の無い幼児・小児の膣トリコモナス症も認められ、この場合には母親がトリコモナス膣炎のことが多い。また60才以上の高齢者にもときには認められる。

外陰膣炎
(
非特異性膣炎)

・外陰膣炎とは外陰部から細菌が入って炎症をおこすものです。女児では珍しくありません。
・小児の膣部は成人に比べ、自浄作用が働かず、一般細菌により炎症が発症しやすい状態にあります。
・膣入口部から前庭部にかけて赤くなり、またかゆみのためかきむしって、さらに二次的に細菌感染をおこすことがあります。
小児期の膣炎はカンジダはあまりなく、ほとんどは普段この部分の近くにいる細菌が感染するものです。カンジダ以外のものを非特異性膣炎といいます。
・特別な病原菌ではなくて、大腸菌とかブドウ球菌、連鎖球菌などによって起こる膣炎です。膣の自浄作用が低下することによって、これらの菌が繁殖してくるのです。
症状は、黄色くて膿のようなおりものが多くなって、いやなにおいがします。おりものが多くなってくると、外陰部もその刺激によって、赤く炎症を起こしてきます。治療は、膣の洗浄と、抗生物質の膣錠を使えば必ずなおります。
毛じらみ症
・毛じらみ症(けじらみしょう)は毛じらみ(毛虱)という吸血昆虫による性行為感染症である。成虫の大きさは1mm~2mmで肉眼的には、陰毛の毛根にしがみついている時は「シミ」に、陰毛を移動中には「フケ」にしか見えないため、発見には苦労する。成虫は陰毛の毛根にフック状の鈎爪で身体を固定して皮膚から吸血する。卵は陰毛に粘着している。
・潜伏期間は1ヶ月から2ヶ月とされている。
・ まれにプールやベットなどでも感染例がある。
・陰部や陰毛などが非常にかゆい、毛穴が灰色の斑点状に見える場合がある。
・陰毛部の非常な痒みである。その痒さは、男女を問わず人前で陰部をかきむしるほどと云われている。 また、吸血した皮膚より出血して下着に血痕が点々と付着するので、血尿を訴えて罹患者が来院することがある。
梅毒

・感染後約3週間で発症する。治療しない限り体内に残り、最終的には死亡する。現代においては抗生物質の発達により死亡にまで至るケースは稀。

エイズ
・感染後、多くは無症状
・数ヶ月~十数年の潜伏期間を経て、やがて免疫力の低下とともに、発熱、下痢、強い疲労感が起こる
・さらに進むと種々の感染症や悪性腫瘍を多発し、2~3年で死に至る。
B型肝炎
・B型肝炎ウイルスは血液中に存在しているので、生理中・肛門性交・器具を使った出血を伴う性行為で感染します。
・全身に倦怠感・悪心・嘔吐・徐々に黄疸が出現し、進行すると慢性肝炎を引き起こし、肝硬変、さらには肝細胞がんになります。
・感染者、患者および保菌者の輸血など、血液を介し感染します。唾液・精液・女性外性器の膣分泌液にも含まれるため、性交渉でも感染します。また、母親が感染者である場合、生まれた乳児も感染します。
C型肝炎
・C型肝炎は、A型肝炎やB型肝炎に比べて急性肝炎に進行することは少ないですが、自然治癒することも少なく、高率で慢性肝炎へと移行します。便の中にウイルス存在がでるので、肛門性交やオーラルセックスなどで感染します。B型肝炎同様血液中にも存在しているので、生理中・肛門性交・器具を使った出血を伴う性行為でも感染します。
・B型肝炎と比べて症状は軽症ですが、全身に倦怠感・悪心・嘔吐・徐々に黄疸が出現し、進行すると慢性肝炎を引き起こし、肝硬変、さらには肝細胞がんになります。
・B型肝炎と比べて感染性は低いですが、感染者、患者および保菌者の輸血など、血液を介し感染します。唾液・精液・女性外性器の膣分泌液にも含まれるため、性交渉でも感染します。また、母親が感染者である場合、生まれた乳児も感染します。

緊急避妊・アフターピルについて

  Q1 緊急避妊とは何ですか?
緊急避妊とは、あなたが避妊をしないでセックスしてしまったとか、コンドームが破けるなど避妊の失敗が起こったなどの場合に、妊娠を防止するという方法です。
その最も一般的な方法が、緊急避妊ピルと呼ばれるものです。時には、子宮内避妊具も使用されることがあります。
すべての緊急避妊法は、無防備なセックスが行われた後、数日以内に行わなければなりません。これは、大抵の女性にとって有効で安全な方法です。産婦人科医が、あなたにとって、最も適当と考えられる方法を選んでくれるはずです。
 
Q2 緊急避妊ピルとは?
緊急避妊ピルとは、避妊目的で使用する経口避妊薬と同様なホルモン剤です。もちろん、同じ使い方ではなく、緊急避妊ピルとしての独特な使われ方をします。

   Q3  どうして緊急避妊ができるのですか?
あなたの月経周期のどの時期に、緊急避妊ピルが服用されたかによって作用の仕方が異なりますが、例えば排卵を抑制する、受精を妨げる、子宮への受精卵の着 床を阻止するなどが考えられます。妊娠の成立とは、受精卵が子宮内膜に着床することを言うのですから、いったん着床してしまったら、すなわち妊娠が成立し た場合には、緊急避妊ピルが有効でないことはいうまでもありません。
 
Q4  いつ緊急避妊を処方するのですか?
最初の緊急避妊ピルは、無防備なセックスが行われた72時間以内(3日以内)に服用しなければなりません。次に、その12時間後に服用します。

  Q5 緊急避妊ピルを服用することで、どの程度の効果があるのですか?
緊急避妊ピルは妊娠を防止しますが、100%というわけではありません。正確に使用した場合でもおよそ25%に妊娠を防止できない場合があると言われてい ます。仮に、緊急避妊ピルが頻繁に使用されたとしても、経口避妊薬を避妊目的で継続的に使用している女性に比べて妊娠率はかなり高くなります。したがっ て、この方法は経口避妊薬の代用とはなりません。
 
Q6 緊急避妊ピルは安全ですか?
もちろんです。世界では、1970年代の半ば頃より、緊急避妊ピルを使用してきました。ただし、経口避妊薬についても同様ですが、服用してはいけない人や慎重に使用した方がよい人がいますので、不安な方は、処方される医師にお尋ね下さい。

  Q7 緊急避妊ピルの副作用とは?
緊急避妊ピルを服用しますと、一時的ですが気持ち悪くなったり、吐いたりする場合があります。時には、頭痛、めまい、腹痛、乳房緊満などが起こることもあります。ただし、これらの副作用は24時間以上継続することはありません。

緊急避妊ピルはいつでも(診療時間内)受付けておりますので、お気軽にご相談下さい。

 

中絶手術について

 妊娠、出産は、「1人の人間を産み育て上げる」という大きな責任を伴うもので、妊娠した女性の一生に影響する重大な出来事です。自分と生まれる子供と、二つの人生について重い決心を促されるのです。十分に整った環境で出産に望める場合は良いでしょう。けれども、あらゆる人生のシチュエーションによっては、一つ一つの人生の歯車がうまくかみ合わないことがままあります。年齢的にまだ親になる準備ができていない場合、経済的にやっていけないと思われる場合、そもそもパートナーとの関係自体に問題がある場合。あるいは、自分のキャリアにとってマイナスである場合。いろいろなことで妊娠をあきらめざるを得ない女性がたくさんいらっしゃいます。できれば、望まない妊娠は、きちんとした避妊で避けたいものですが、100%の避妊は存在しないのも事実。運悪く、望まない妊娠をしてしまったら、出来るだけ早い時期に手術をすることになるでしょう。当院の考え方は、プロチョイス(妊娠初期においては、産むか産まないかの決定権は女性が持っているという考え方)です。あなた自身の人生を良く考えて、これしかないのであればきっぱりと決心しましょう。そして後ろ向きにならないでまっすぐ前を向いて、また歩き出しましょう。そして、二度とこんなつらい思いをしないですむように避妊についても相談しましょう。

当院における中絶手術について。妊娠週数によりかわってきます。処置の時はあらかじめ痛み止めを用い、不安を除く工夫をし、極力、気持ちや体に負担がかからないよう配慮しています。

1)妊娠11週まで :一般的には、 前日または当日、子宮の入り口に、子宮頚管拡張材(ラミナリア、ダイラパンなど)を挿入、数時間から一晩かけて、ゆっくりと子宮の入り口を開きます(子宮の裂傷をふせぐため)。その後、この拡張材を抜いて、吸引やかんし(子宮内容物を引っ張り出す器具)を持ちいて手術します。妊娠5週未満であればほとんど吸引のみで手術できます。出産経験のある人は頚管拡張材の処置をしなくても手術できる場合があります。手術の時は全身麻酔です。点滴、酸素投与とモニターを行いながら行います。手術時間は10分程度です。手術中は痛みも意識もありません。日帰りです。

2)妊娠12週以降: 胎児が大きくなるため、出産のように陣痛をつけて胎児を子宮から娩出方法をとります。原則として2日から3日の入院が必要になります。前日または前前日に子宮頚管拡張材をいれ、週数に応じて、2回から3回入れなおします。(より大きく子宮の入り口を開かなければいけないので。)当日は、早朝より、プレグランディンという膣座薬を膣に入れます。これにより、陣痛が起こり子宮口が開いて胎児が娩出されます。娩出されるまで、3時間ごとに挿入しますが、2から3回の挿入で終わることがほとんどです。一日に5回挿入しても娩出にならないときは、いったん休んで翌日やり直します。

◎手術の危険性    子宮頚管拡張や子宮内操作による子宮損傷、感染による子宮内膜炎、腹膜炎など

◎手術の後遺症    母体保護法指定のある施設で指定医師が行う限り、医師の指示に従っていれば、後遺症がおこることはまずないでしょう。しかし、手術が度重なると、子宮内膜が薄くなり不妊症の原因になったり、子宮外妊娠が起こりやすくなることは考えられます。くれぐれも手術を反復しないことが大事です。

◎費用    妊娠5週105000円(消費税込み)から(週数その他により金額はかわります。)

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